第20回社会福祉・医療事業の経営研究セミナー
2040年問題のその先へ
― 人口減少長寿社会における医療・介護の未来を展望する ―
主催:一般財団法人 社会福祉・医療事業の経営研究会
未来の医療・介護経営を、いま構想する
わが国の医療・介護は、大きな歴史的転換点を迎えています。人口減少、超高齢社会、地域構造の変化、医療人材の確保、技術革新によるサービス提供体制の変化――。
これからの医療機関には、目の前の課題への対応だけではなく、10年、20年、30年先の社会を見据えた経営戦略が求められています。
本セミナーでは、「2040年問題」を単なる人口高齢化による危機として捉えるのではなく、2050年以降の医療・介護ニーズを見据え、未来の社会保障とヘルスケア事業のあり方を考えるための重要な機会として位置付けます。最新の人口動態、疫学推計、社会環境の変化を踏まえ、医療・介護需要の将来像を冷静に分析するとともに、持続可能な医療提供体制、地域における病院の役割、次世代の医療経営モデルについて議論します。
本セミナー開催の趣旨
「2040年問題」とは、団塊ジュニア世代が高齢期を迎えることで高齢者人口が大きな節目を迎えることから注目されてきました。しかし、その先にある2050年以降の社会では、単純な高齢者人口の増加だけではなく、地域ごとの人口構造の変化、都市部における単身高齢者の増加、医療・介護ニーズの地域差など、より複雑な課題への対応が必要となります。
本セミナーでは、2040年代を「問題の時代」ではなく、将来に向けた解決策を構築するための最後の機会と捉え、医療・介護の未来を展望します。
開催のポイント
1.未来を正しく見通すための視点を得る
人口推計や医療需要予測に基づき、将来の医療・介護市場を客観的に分析します。
「人生100年時代」や「高齢化による医療費増大」といった固定的なイメージに依存することなく、事実に基づいた未来展望を共有します。
2.医療経営の次世代モデルを考える
人口構造、健康状態、生活環境、AIなどの技術革新を踏まえ、今後30年の医療・介護サービスの変化を展望します。病院はこれまでの「治療中心の施設」から、地域の健康と暮らしを支えるヘルスケア事業体へ進化していく可能性があります。これからの病院経営に求められる新たな視点について議論します。
3.各分野の第一線の専門家が未来を議論
国、自治体、地域医療、公立病院、在宅医療、ヘルスケア経営など、多様な領域の専門家が参加し、2040年以降の医療・介護の方向性を展望します。
未来を担う医療・介護に携わられる皆様へ
医療・介護の未来は、制度によって決められるだけではありません。地域を支える医療機関自身が、将来像を描き、新たな価値を創造していく時代を迎えています。本セミナーが、皆様の経営判断と未来戦略を考えるための貴重な機会となることを願っています。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
開催概要
開催日:2026年(令和8年)12月5日(土曜日)13時30分から16時30分まで
会場:東京大学 医学部 鉄門記念講堂(200席)
ウェビナーオンライン
参加費:3,000円
募集概要
今回の申込受付開始は9月1日からとなります。
対象者
・医療機関幹部(理事長、病院長、診療所経営者、事務部門責任者)
・行政関係者、医療政策、地域医療に関心を持つ専門職の皆様
・そのほかこの内容に関心のある方のご参加を歓迎いたします。
セミナープログラム
13:30~14:30
第1部 講演
問題提起「2050年の人口構造と医療・介護需要予測;問題提起」
東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻
保健社会学分野 教授
橋本 英樹
基調講演「未来の見方;医療・介護の創造的未来に向けて(仮)」
公益財団法人アジア人口・開発協会理事長
元厚生労働大臣
武見 敬三
14:30~14:45
<休憩>
14:40~15:30
第2部 シンポジウム
「2040年の先を見据えた医療・介護の制度・事業の未来を議論する」
【ファシリテータ】
東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻
保健社会学分野 教授
橋本 英樹
【指定質問者】
日本公衆衛生協会理事長
国立保健医療科学院名誉院長
元厚生労働省医務技監
福島 靖正
【シンポジスト(予定)】
厚生労働省大臣官房危機管理・
医務技術総括審議官
眞鍋 馨
静岡大学客員教授
元総務省地方連携総括官
元静岡県副知事
大村 慎一
広島県参与(医療担当)
前広島大学長
元広島大学病院長
浅原 利正
全国自治体病院協議会会長
岩手県八幡平市病院事業管理者
八幡平市立病院統括院長
望月 泉
株式会社メディヴァ取締役
元マッキンゼー&カンパニー コンサルタント
小松 大介
