HBMS地域医療経営プロジェクト研究センター開設記念セミナー(全5回)

主催:HBMS地域医療経営プロジェクト研究センター
後援:広島大学医学部医学科広仁会 広島商工会議所後援

 本記念セミナーでは、現在わが国が迎えている本作的な人口減少・高齢化時代に対応すべく国が示す医療介護総合確保促進の重要課題のひとつである地域包括ケアシステムの構築なるものが「経営の眼」にはどのように映るのかを問う試みでした。そしてこの学びの機会を本研究センターの使命とする「医療介護確保促進のための制度政策や事業経営のマネジメント人材養成の研究と実践」の端緒にしようという趣旨で企画いたしました。

日程及びプログラム内容

会場:広島県庁講堂

記念講演「地域包括ケア・マインドの医師の育成は急務」

卒後臨床研修評価機構専務理事
日本医科大学名誉教授
岩﨑 榮

パネルディスカッション
「地域包括ケアのマネジメント」

元厚生労働省医政局長
元医薬食品局長
神田 裕二
HBMS研究科長
元マッキンゼー東京支社長
横山 禎徳
【ファシリテーター】
HBMS地域医療経営研究センター長
西田 在賢

会場:県立広島大学広島キャンパス大講堂

特別講義①「同時改定にみる医療制度革と医療・介護連携」

元厚生労働省医政局長
元医薬食品局長
神田 裕二

特別講義②「今般の同時改定から見える今後」

仲野メディカルオフィス代表
仲野 豊

会場:広島薬剤師会館

特別講義①「薬局ビジョンが唱える薬局の役割」

元厚生労働省医政局長
元医薬食品局長
神田 裕二

特別講義②「薬局の存在意義と薬局経営」

矢野経済研究所主席研究員
遠藤 邦夫

会場:広島駅近辺の会議室

基調講演「地域包括ケアシステムの経営人材養成の必要」

HBMS地域医療経営研究センター長
西田 在賢

特別講演①「地域包括ケアシステムにおける原点と評価システムの展開」

公立みつぎ総合病院名誉院長
山口 昇

特別講演②「医療・介護のITネットワーク型連携情報システムの取組み」

静岡県医師会理事
岡 慎一郎
SBS情報システム顧問
久保田 徹

会場:日本赤十字社中国四国ブロック血液センター研修室

基調講演「医療介護の経営人材養成について」

HBMS地域医療経営研究センター長
西田 在賢

特別講演①「少子高齢化に対応する病院経営を目指して」

【座長】
広島県病院事業管理者
元広島大学学長
浅原 利正
【講師】
厚生労働省大臣官房審議官
迫井 正深

特別講演②「社会システムデザイン論が説く日本の医療システムの改革と経営」

【座長】
広島赤十字・原爆病院名誉院長
広島大学医学部広仁会会長
土肥 博雄
【講師】
HBMS研究科長
元マッキンゼー東京支社長
横山 禎徳

募集概要

申込受付は終了しております。

報告

財団の設立以来、財団の活動を支援していた西田在賢が静岡県立大学から県立広島大学に移り、同大学に開設されたHBMS地域医療経営プロジェクト研究センターの管理者に就任したが、同センターの開設記念セミナーが5回にわたって催され、その最終となる平成31年3月3日のHbpMSセミナー⑤ 「ヘルス・ビジネス・アンド・マネジメントの人材像を考える」(広島大学医学部医学科広仁会、および広島商工会議所後援)の企画開催において、セミナー終了後に広島の医療の実務及び研究の関係者や経済界関係者が集う懇親会の運営を引き受け、当財団フェローの村松譲氏が広島の会場に出向いて、西田ゼミの社会人大学院生たちの手伝いを得て無事、これを終了した。